Excelのoffset関数とは?使い方をご紹介!

Excelに欠かせない関数「OFFSET関数」をご存知ですか?この関数は、指定されたセルから一定の行数と列数を移動して、そのセルを参照するためのものです。一見難しそうですが、使い方をマスターすれば、データ分析や集計作業を効率化できます。そこで今回は、OFFSET関数の基本的な使い方から応用的な使い方まで、分かりやすくご紹介します。

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Offset関数は何に使う関数ですか?

オフセット関数は、指定されたセル範囲から一定の行数と列数分だけ範囲を移動して、新たな範囲を返す関数です。

関数構文:OFFSET(範囲, 行数, 列数, 高さ, 幅)

引数:

* 範囲:オフセットする範囲を指定します。
* 行数:行方向に移動する行数を指定します。
* 列数:列方向に移動する列数を指定します。
* 高さ:オフセットされた範囲の高さを指定します(省略時は元の範囲の高さ)。
* 幅:オフセットされた範囲の幅を指定します(省略時は元の範囲の幅)。

使用例:

* A1からA10までの範囲に対して1行下、2列右にオフセットする:OFFSET(A1:A10, 1, 2)
* シート2のB2からB10までの範囲に対して3行上、1列左にオフセットする:OFFSET('シート2'!B2:B10, -3, -1)

index関数とoffset関数の違いは何ですか?

INDEX関数は、配列内の特定のセルを参照するために使用されます。構文は次のとおりです。

```
INDEX(array, row_num, [column_num])
```

* array: 参照する配列
* row_num: 参照する行番号
* column_num: 参照する列番号(省略可能)

OFFSET関数は、配列内の特定のセルから指定した行数と列数だけずれたセルを参照するために使用されます。構文は次のとおりです。

```
OFFSET(reference, rows, cols, [height], [width])
```

* reference: 参照元のセル
* rows: 行数
* cols: 列数
* height: 高さ(省略可能)
* width: 幅(省略可能)

2つの関数の主な違いは次のとおりです。

* INDEX関数は配列内の特定のセルを参照しますが、OFFSET関数は配列内の特定のセルからずれたセルを参照します。
* INDEX関数は配列の範囲を指定できませんが、OFFSET関数は配列の範囲を指定できます。

次の表は、2つの関数の使用例を示しています。

| 関数 | 構文 | 説明 |
|---|---|---|
| INDEX | INDEX(A1:A10, 5, 1) | A1:A10の配列の5行目、1列目のセルを参照します。 |
| OFFSET | OFFSET(A1, 4, 2) | A1から4行下、2列右のセルを参照します。 |

結論として、INDEX関数は特定のセルを参照するために使用され、OFFSET関数は配列内の特定のセルからずれたセルを参照するために使用されます。

INDEX関数はどういうときに使う?

INDEX関数とは、テーブルまたは範囲内の特定の値を参照するために使用される関数です。構文は次のとおりです。

=INDEX(配列, 行番号, 列番号)

たとえば、次のデータを含むテーブルがあるとします。

| 名前 | 部門 | 給与 |
|---|---|---|
| 田中 | 営業 | 300,000 |
| 鈴木 | 技術 | 400,000 |
| 佐藤 | 管理 | 500,000 |

このテーブルの田中さんの給与を取得するには、次の式を使用します。

=INDEX(C2:C4, 1, 2)

この式は、INDEX関数の最初の引数に範囲C2:C4を指定し、2番目の引数に1(田中さんの行番号)、3番目の引数に2(給与の列番号)を指定しています。これにより、田中さんの給与である300,000が返されます。

INDEX関数は、次の場合に使用できます。

* テーブル内の特定の値を参照する必要がある場合
* VLOOKUP関数やHLOOKUP関数で参照する必要があるセルを動的に取得する場合
* テーブル内のデータを動的に集計する場合

エクセルの数式をセルからずらすには?

セルの数式をずらすには、次の手順に従います。

1. 数式を含むセルを選択します。
2. 数式バーで、数式をクリックして選択します。
3. F2 キーを押して数式編集モードに入ります。
4. 数式内のセル参照を、ずらす方向(上、下、左、右)に対応する方向キーを使用して移動します。
5. Enter キーを押して数式編集を完了します。

例:

セル A1 に数式「=B1+C1」があり、これをセル A3 にずらしたい場合、次の手順を実行します。

1. セル A1 を選択します。
2. 数式バーで、「=B1+C1」をクリックして選択します。
3. F2 キーを押します。
4. 下方向キーを 2 回押します。
5. Enter キーを押します。

これで、セル A3 に数式「=B3+C3」が入力されます。

よくある質問

オフセット関数の機能とは何ですか?

オフセット関数は、指定したセルから指定した行数と列数だけ離れたセルを参照する関数です。つまり、特定のセルからの相対的な参照を作成できます。

オフセット関数の構文を教えてください。

OFFSET関数の構文は次のとおりです。

```
OFFSET(基準セル, 行数, 列数, [高さ], [幅])
```

* 基準セル:基準となるセルを表します。
* 行数:基準セルから垂直方向に移動する行数。正の値で下方向、負の値で上方向に移動します。
* 列数:基準セルから水平方向に移動する列数。正の値で右方向、負の値で左方向に移動します。
* [高さ]:オプションで、参照するセル範囲の高さを指定します。省略すると、1行が参照されます。
* [幅]:オプションで、参照するセル範囲の幅を指定します。省略すると、1列が参照されます。

オフセット関数の使用例を教えてください。

以下は、オフセット関数の使用例です。

```
=OFFSET(A1, 2, 3)
```

この式は、セルA1から2行下、3列右のセル(C3)を参照します。

オフセット関数の利点は何ですか?

オフセット関数の利点は次のとおりです。

* 相対参照を作成できるため、数式を他のセルにコピーしても、参照先が自動的に調整されます。
* 行や列の追加や削除があっても、数式が正しく機能し続けます。
* 複雑な参照を簡潔に作成できます。

オフセット関数の注意点は何ですか?

オフセット関数の注意点としては、次のことが挙げられます。

* 参照先のセルがシート内にある必要があります。
* 行数と列数は整数である必要があります。
* [高さ]と[幅]を指定する場合は、正の値である必要があります。
* 参照範囲が他の数式や関数と重ならないように注意する必要があります。

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